<遮熱塗料の分類について>

  • 遮熱塗料のタイプとしては、表面で熱線等を反射するもの、および、それに加えて塗膜中に中空バルーンを混ぜ込んで、断熱性を利用するもの(遮熱・断熱タイプ)とおおまかに2通りに分かれます。
  • 一般建築用としては、主に、屋根用、及び外壁面用があります。最近は、アスファルト用などの路面用も出来ています。
    (※屋根用の中には、金属面用、スレート・瓦等の窯業系用、防水のトップコートなどがあります。)

<遮熱効果について>

  • 塗料メーカーでの試験においては、それぞれ、効果は、確認されています。
  • 一般的に言って、塗膜表面での遮熱タイプよりも、断熱性を併用した方が、遮熱効果は、高いようです。
    (ただし、メーカーにより、見解はかなり相違します。)
  • 実際に塗装される建物の条件(素材・厚み・密閉性・日照・建物自体の断熱性)や、各人の感覚の違いなどにより、効果への評価は 必ずしも、一定しません。
  • 当店倉庫の屋根〔スレート・トタン(瓦棒)〕に遮熱塗装をした結果は、十分に効果を実感でき、満足できるものでした。

<遮熱塗料の長所・短所>

  • 太陽熱を反射(断熱)するだけなので、環境への負荷がなく、経済的でもある。
    (電気エネルギーを多量に使って、室内温度を調節する場合と比べると、明らかである。)〔長所〕
  • 一度、塗ってしまえば、ほぼ、5年から10年は、メンテナンスが要らない。〔長所〕
  • 従来の塗装に比べて、費用が割高になる。〔短所〕
※但し、各塗料についての詳細は、メーカーの説明書にて、御確認下さい。